北海道日本ハムファイターズの今年のチームスローガンは「ONE_1」(ワン)に決定しました。このスローガンのベースとなったのは、龍馬が自らの書簡に書き残した「たとえ一人でも北海道開拓をやり遂げる」という言葉であり、龍馬の強い信念が込められています。


 記念館向かいに建立された「蝦夷地の坂本龍馬像」の右手も、この信念(スローガン)を象徴しています。


 その信念を今年のファイターズの戦いに重ねたいという球団の熱い意向に記念館が協力し、記念館顧問・坂本家九代目当主である坂本登氏が題字の執筆を担当しました。


 激動の時代に立ち向かった龍馬が晩年心を寄せた北の大地・北海道をフランチャイズとするファイターズは、坂本氏が力強い書体で表現したスローガンのもと一つになり、頂点(日本一)を目指して戦いに挑みます。

 北海道坂本龍馬記念館は、頂点を目指すファイターズの活躍を応援します!

坂本龍馬像|北海道坂本龍馬記念館

ファイターズスローガン

坂本登氏執筆によるファイターズの2011年チームスローガン題字

ファイターズスローガン梨田監督と坂本氏対談

 去る1月25日、チームスローガン決定を記念し、東京ドームホテルにて梨田監督と坂本氏の夢の対談が実現しました! 終始なごやかに進められた対談では、坂本氏からスローガン執筆に込めた思い、龍馬が目指した北海道開拓やそれを受け継いだご子孫のエピソード、梨田監督からは今年の抱負やリーダー論など、終始熱いトークが交わされました。
 対談の内容は、3月初旬発売のファイターズのオフィシャルガイドブックでも詳しく紹介される予定ですので、そちらもお楽しみに!

北海道日本ハムファイターズと対談

《梨田昌孝監督コメント》

 昨年は本当にあと1勝、1プレーの大切さを思い知ったシーズンでした。1球たりともおろそかにせず、ファンの皆さんとともに一つの方向に向かい一つにまとまって行きたいと思います。坂本さんがお書きになった字体が大変力強く、生きて躍っているかのよう。龍馬をはじめ坂本家の方々が感じられた北海道の魅力というものも再認識し、もっともっとファンを開拓していけるよう頑張っていきます。
 龍馬をはじめ坂本家の方々が感じられた北海道の魅力というものも再認識し、もっともっとファンを開拓していけるよう頑張っていきます。



《坂本登氏コメント》

 坂本龍馬が志高く行動していたのと同様、一人ひとりが強い意志を持ち、それを一つに結集させて勝負に挑んでほしいと願い、精一杯力を込めて書きました。ファイターズが野球を通じて北海道を一つにし、元気を与える存在になってくれることを期待します。