『 第 6 回全国龍馬書道コンクール 』入賞作品

  

戻る >『北海道150年記念 第5回全国龍馬書道コンクール』入賞作品

 令和元年 11 月 10 日、『第 6 回全国龍馬書道コンクール』表彰式が開催されました。今回 は、全国より 1,638 点の応募があり、その中から 23 作品が入賞し、2 団体が優秀団体賞を 受賞しました。今年もたくさんの力作をお寄せいただき、ありがとうございました。審査 講評、入賞作品、入選者一覧等は、以下の通りです。


◆審査講評

第6回全国龍馬書道コンクールに、南は沖縄から北は北海道と日本の各地から、約千六 百点の応募が寄せられました。前回を三百点以上も上回る規模で伸展している事実は、誠 に驚きであります。現在の書道の世界は、少子化による書道人口の減少が著しく苦境にあ る中で、全国龍馬書道コンクールは年を重ねるごとに出品者が増加していることは、慶ば しいことであります。坂本龍馬の志した「心」を敬愛する人々が、情熱を持ってそれを伝 え残したいという思いの強さが伝わってきます。
さて本年の作品ですが、全体に修練を重ねた書き込み十分の見事な作品が多く、意気込 みや豊かな心が感じられて、審査にも気合を込めて、尚且つ的確に判断するように心掛け ました。小学生・中学生の作品は、紙面一杯に伸びやかで、溢れんばかりの充実感が見事 で、素直で強い線が魅力的でした。高校生の作品は、古典臨書に腰を据えた書き込み十分 の練度の高い良い作品で、レベルの向上を感じました。大学生・一般の人々作品は、創作 作品が主体で独特の表現が多くなりますが、古典の習練の上にキラリと光る個性がほしい と思います。
入選・入賞された皆様に、心よりお慶びを申し上げます。また入選を逸した皆様の作品 も秀れたものが多く、今後に期待が持てるものがありました。ますます精進努力を重ねて、 来年度も挑戦していただきたいと思います。最後になりましたが、全国の指導者の先生方 に心より感謝を申し上げまして、審査講評とさせていただきます。有難うございました。       審査委員長 上山 天遂

入賞作品

 

 

◆入選者一覧