坂本龍馬記念館活動報告 2008年

4月29日の昭和の日、札幌エルプラザにて特別講座が開催されました。
「古き良き時代」、あるいは「親しみの持てる懐かしき時代」として密かなブームとなっている昭和について、3名の講師がユニークな視点とテーマで講演を行いました。 参加した約30名の受講者の方々は、昭和への郷愁を味わうと共に、「昭和」という時代を顧みることで、今後の指針となるものをそれぞれに感じ取っておられたようです。

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会場は、札幌エルプラザ4F・中研修室。約30名の方々が参加されました。
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会場には募金・署名・書籍コーナーを設置。建立賛助金2口のご協力をいただきました!
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龍馬塾文化学院第1期修了生の山田貴子さんが司会を担当。学生時代には放送部所属だったその実力を発揮。
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第1部の演題は「日本の歴史の連続性」、講師は当会理事の林洋二氏。アインシュタインの日本賛辞文や明治天皇御製の歌などを引用しながら、日本の歴史と伝統が他のどの国よりも永く奥深いものであることをわかりやすく解説。
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第2部の演題は「昭和ブームについて」、講師は龍馬塾文化学院「武士道」課程も担当されている武道ライターの 山里栄樹氏。昭和を三期に区分し、それぞれの世相や流行についての様々なエピソードが紹介され、昭和6年に上映された映画『サムライ日本』 の主題歌を熱唱するなど、会場を大いに沸かせました。
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第3部の演題は「幕末と昭和」、講師は当会理事長の三輪貞治氏。幕末のペリーと昭和のマッカーサーに触れ、 時代背景の共通性や、外圧に対する日本の対応ぶりについて解説。また、幕末おける龍馬のビジョンについて考察し、私達がそこから何を学ぶべ きかなどの問題提起もなされました。