琴似屯田兵

■今日は、読者Tさんからのレポートを紹介します↓

「私の祖母の祖父は仙台藩の武士で、明治8年(1875)、屯田兵の第一号として北海道・札幌の琴似に入植しました。主な仕事は、北海道開拓の鉄道『小樽手宮~小樽築港』間と、そこからさらに稚内まで引く仕事を任されていたと、祖母から先日聞いてきました。わたくしは、先日その足跡を辿って琴似神社の境内に足を運んできました。写真は先日撮影した、『琴似屯田兵授産場跡碑』、その頃は開拓使から養蚕が奨励されており、当時3500坪もあったそうです。その碑を見て、当時の開拓の人達の苦労がにじみ出ているような気がしました。屯田兵は、平時は開拓に従事し、有事は軍隊として戦う役割を担い、ロシアに対する牽制もあったといわれています」


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