‘記念館Blog’ カテゴリーのアーカイブ

時習館

2009 年 7 月 6 日 月曜日

■今日は、読者Tさんからのレポートをご紹介します↓
「これは札幌市・西区にある『時習館』の記念碑。明治5年(1872)、旧白石藩の人たちが入植、その一人、三木勉(つとむ)が自宅を開放し、初めて開拓者の子供たちの教育の場とした私塾である。当時、公設では函館、札幌にあったが、札幌の私塾では一番古い。
『時習館』の名前の由来は、論語 “学びて時に之を習う亦説ばしからずや” からとったもの。当時、未開の地、荒れ野原を開拓していた子供たちは、手伝いのために読み・書きは習えない状況であった。
三木は、“開拓の第一歩は子供の教育にある” と、読書・習字・算術を教えた。三木は、そのころ34歳。剣道の達人でもあり、地域の開拓、教育での先駆者的役割を担っていた。その志は、明治新政府の学校教育に影響を及ぼした。
この碑の前に佇んで、三木勉の若き情熱が伝わってきた」


引っ越しました

2009 年 7 月 6 日 月曜日

しばらくぶりの更新です。大変ごぶさたしてしまい、申し訳ありませんでした。
さて、いよいよ今月より記念館の工事が着工となります。着工に先立ち、事務所の引っ越し作業を行いました。

新事務所の場所は記念館施設から信号を渡ってすぐ、「函館市水道局」の建物の1階にあり、電車通りに面した大変わかりやすい場所です(すぐ前にポストがあります)。函館にお越しの際は是非お立ち寄りください、お待ちしております。


一世一代時代組

2009 年 6 月 30 日 火曜日

■今日は、岩崎弥次郎さんからのレポートをご紹介します↓
「先日のブログ「北海道龍馬会・記念講演&懇親会」(6月7日掲載)にも紹介され、あのYOSAKOIソーランにも参加していた彼らですが、そのパフォーマンスは、殺陣(たて)やダンス等のアクションはもちろん格好良いのですが、それよりも別名が「ゴミ拾い侍」と呼ばれるように、主な活動は刀の代わりに腰を火バサミを差し、ゴミを見つけたるや、その火バサミでゴミを拾い、己の背中に背負ったカゴに入れるという清掃活動も同時に行っている事を僕は評価したいです。
活動のコンセプトは「ゴミはゴミではあって、ゴミではない」という事ですね。
また今回は同時にエコ活動として、来場者にもmy箸をプレゼントしていましたよ(3枚目の写真)。
会報のバックナンバーにもあったマータイ博士の「もったいない」文化は、「徳川幕府の江戸市街は、リサイクルの街として世界で一番綺麗な街だった」と言われるくらいに、日本では実際に行われていたんですよね。
(因みに、彼らはパフォーマンスが終わった後も、実際に火バサミで落ちていたチリカミを拾う等、清掃活動に協力を頂いたんですよ~)。