‘記念館Blog’ カテゴリーのアーカイブ

箱館奉行所

2009 年 6 月 9 日 火曜日

箱館戦争の象徴であり、国の特別史跡にも指定されている五稜郭跡内では今、箱館奉行所の復元工事が進められています。



これは、幕末当時の奉行所の写真です。

この奉行所は、かつて龍馬の養子となった坂本直(当時の名は小野淳輔)が明治新政府の役人として勤務していたゆかりの場所です。完成は来年とのこと、とても楽しみですね。

ちなみに、6月6日に復元工事現場の一般公開が行われ、「函館開港150周年記念事業公式サイト」に詳しいレポートが掲載されていますので、こちらをチェックしてみてください。


長崎が熱い!

2009 年 6 月 8 日 月曜日

長崎には「亀山社中の跡」をはじめとする龍馬ゆかりのスポットが多数あります。








これは長崎の観光パンフレットの一つ。NHK大河ドラマ『龍馬伝』の放送に先立ち、長崎では龍馬を通じたPRが盛大に行われています。主演の福山雅治さんも長崎出身となれば、盛り上がらないはずがありません!



函館・横浜・長崎は今年開港150周年を迎え、各地で記念行事が行われています。函館も負けてはいれらません。



北海道開拓は龍馬の夢でした。その夢を引き継いだ坂本家ご子孫の人々が北海道に渡り、その出発点となったのが函館です。



「北海道坂本龍馬記念館」には “龍馬その後” があります。龍馬が目指した北海道にご期待ください!!


北海道龍馬会 記念講演&懇親会

2009 年 6 月 7 日 日曜日

 

今日は北海道龍馬会さんの定期総会が行われ、総会の後の記念講演懇親会に参加させていただきました。



記念講演はノンフィクション作家として有名な合田一道氏による、「漂巽紀畧(ひょうそんきりゃく)を読む」と題した講演でした(写真左)。『漂巽紀畧』は土佐藩出身のジョン万次郎が漁労中に漂流し、143日もの過酷な無人島生活の後アメリカの捕鯨船に救助され、10年間のアメリカ生活の後に帰国した際、藩命によって万次郎を取り調べた河田小龍がまとめた文献です。ちなみにジョン万次郎は捕鯨術伝授のため函館にも来ています。

 

この河田小龍が龍馬に海外事情を話したことで、龍馬が世界に向けての視野を持つきっかけになったと言われています。合田氏は、龍馬をはじめとする幕末維新関連の著作を多数お持ちで、講演も大変内容の濃いものでした。

 

記念講演の後はガラリと雰囲気が変わり、「一世一代時代組」の4人のメンバーによる殺陣・ダンス・唄のパフォーマンス(写真中央)。迫力あるパフォーマンスに、会場も一体となって盛り上がりました!

 

その後の懇親会も「シャイポール久保田」さんの歌と演奏(写真右)、プレゼント抽選会など盛りだくさんの内容でした。歓談中には、多くの諸先輩の方々より数々のご教示と激励をいただきました。

 

北海道龍馬会の皆様、そして関係者の皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。