榎本軍上陸の地

 

函館市の隣町、森町の鷲ノ木には「榎本軍鷲ノ木上陸地跡記念碑」があります。



明治元年(1868)10月20日、榎本武揚率いる旧幕府軍がこの地から北海道に上陸し、ここから箱館戦争が始まります。この日は積雪30㎝の暴風雪だったそうです。上陸した兵士たちはどのような心境だったのでしょう・・・。

 

右の写真はこの場所から見える駒ヶ岳と噴火湾の美しい景色。静かな漁村が海岸沿いに続いています。旧幕府軍が上陸した時の駒ヶ岳は白い雪に覆われていたことでしょう。

 

ちなみに、鷲ノ木は国指定史跡「環状列石」(ストーンサークル)も有名で、北海道・北東北を中心とする縄文遺跡群の1つとして世界文化遺産暫定リスト入りしています。

 

縄文と維新の歴史が染み込んだロマン溢れる土地です。


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