昭和新山と北の湖

函館ー札幌間のほぼ中央に洞爺湖や有珠山、そして昭和新山があります。そして昭和新山のすぐそば(壮瞥町・そうべつちょう)には「横綱北の湖記念館」があります。
昭和新山は、第二次世界大戦末期(昭和18年)の混乱の中、約4ヵ月間という短期間でできた、文字通り昭和の新山です。当時壮瞥郵便局長だった三松正夫という方が私財を投じて一帯の土地を購入し、保存してくれたことで、この山は今日に至るまであるがままの姿を残しています。小さいとはいえ、むき出しの岩肌から噴煙を上げるその勇壮な姿は迫力満点です。
そして、皆さんよくご存じの第55代横綱・北の海は、ここ壮瞥町出身です。彼が現役の頃、私はまだ幼かったのですが、その憎らしいほどの強さは強烈に印象に残っています。昔は北海道出身の人気力士がたくさんいました。相撲は日本の国技です。日本人力士の皆さんに是非がんばってもらいたいですね!
ちなみに、右端の写真、北の湖関の銅像の後ろに見えるのが、両国国技館を模した記念館です(※画像をクリックすると拡大して見ることができます)。すぐ隣には町営の温泉施設があります。私が写真を撮っていたら、お風呂に来ていたおじいさんに「おばんです」と声をかけられました。何とものどか、心が癒されます。
北海道外の皆さん、是非レンタカーを借りて、札幌ー函館間を観光しながら走ってみてはいかがでしょうか?すばらしい景色と、北海道ならではの観光スポットを楽しむことができますよ。


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