‘お知らせ’ カテゴリーのアーカイブ

「箱館五稜郭祭」維新行列・音楽パレードに出場!

2014 年 5 月 20 日 火曜日

5月18日(日)、幕末の箱館戦争を伝える伝統行事「第45回箱館五稜郭祭」維新行列・音楽パレードに北海道坂本龍馬記念館「高松太郎隊」が出場しました。

IMG_7568IMG_7580

維新行列は函館市中島町から五稜郭公園までの約2㎞をペリーや榎本武揚、土方歳三、黒田清隆などに扮した市民約600人が、開陽丸などの山車や大砲と共に練り歩く壮大な幕末歴史絵巻です。途中、旧幕府軍と新政府軍の戦闘シーンが繰り広げられるほか、五稜郭内特設舞台では五稜郭明け渡しを再現する開城セレモニーが開催され、迫力満点の殺陣や大砲の轟音に観客は大きな拍手を送っていました。

IMG_7658IMG_7761


維新行列の隊列や配役は史実に基づいて編成されており、我が高松太郎隊には次の3名が出場しました。
①高松太郎(たかまつ・たろう)⇒龍馬の甥で亀山社中や海援隊において龍馬の片腕として活躍しました。龍馬の意志を継いで箱館に渡り、新政府の役人として箱館裁判所(箱館奉行所)に勤務、箱館戦争にも従軍しました。後に朝廷の命により龍馬の跡目を相続し、坂本直と改名しています。
②岡本監輔(おかもと・けんすけ)⇒北海道開拓の重要性をいち早く唱え、坂本龍馬とも交流し、龍馬の意志を継いだ高松太郎と共に箱館に渡りました。
③山東一郎(さんとう・いちろう)⇒岡本監輔と同様、北海道開拓を目指した龍馬と交流、高松と共に箱館裁判所権判事として五稜郭で活躍しました。

IMG_7546IMG_7560IMG_7701

上記3名役を担当してくれたのは北海道教育大学函館校の学生の皆さん。撮影係と救護係の2名も加わり、5名のメンバーが元気に大活躍してくれました。今回は女性メンバーが初登場、かわいらしくも凛々しく観客へのアピールや記念撮影などに応じ、箱館五稜郭祭と北海道坂本龍馬記念館をPRしてくれました!

IMG_7773IMG_7785

出場メンバーの皆さん、沿道で声援を送ってくださった皆さん、そして大変お世話になった実行委員会の皆さん、本当にありがとうございました!!

なお、引き続き函館では「五稜郭築造150年祭」として様々なイベントが行われています。☆詳細はこちら⇒http://goryokaku150.com/


 


「龍馬市」盛大に挙行!

2014 年 5 月 5 日 月曜日

5月4日、晴天の中「第6回龍馬市」が盛大に挙行され、函館龍馬公園と記念館は地元市民や全国の観光客の方々で賑わいました。
IMG_7463IMG_7467
今回初参加となったアツアツ大玉の「ハマチャンのタコヤキ」、手羽先をサンドしたオリジナルドッグが自慢の「Jonnyのフレッシュ・ベーカリー」、地元大学生サークル「In the Loop函館』はトッピングがおいしいホットケーキ・ボールを販売。「函館手工芸の会」からは、エコクラフト、ネイルアート、ポーセラーツをはじめとする美しくエコな手作り雑貨が多数出店されました。
IMG_7474IMG_7478
「函館学生連合~息吹~」の皆さんによるYOSAKOIソーラン演舞が始まると会場は熱気ムンムン。記念館オリジナルテーマソング『よさこい龍馬』の演舞も披露され、多くの観客が若さ溢れる演舞に酔いしれました。
IMG_7415IMG_7430
地元函館の学生や主婦の方々をはじめ、多くの方々にご協力いただきながら「龍馬市」は市民参加型の手作りイベントして、観光客の皆様へのおもてなしの一翼を担っています。出店・出演者の皆様、開催にご協力くださった皆様、そしてご来場くださった皆様、本当にありがとうございました!!
 


『箱館真景』(古地図/142㎝×71㎝)

2014 年 3 月 12 日 水曜日

新資料『箱館真景』が3月10日より展示公開されました。この古地図は幕末期の函館港を北東方面のアングルから描いた木版彩色画で、函館山や市街地のほか青森方面まで描かれています。

安政6年(1859)の開港以来、箱館(現函館)は急速に岸壁の整備が進められ、弁天台場や大町の築島が見えます。また、イギリス、ロシア、フランス、アメリカなどの建物、港には多数の外国船などが見られ、諸外国との交流が進んでいたことがわかります。

一方、五稜郭が築造され(左端)、津軽、会津、秋田、庄内など東北各藩の陣屋が港を囲むように配置され、北辺防備の拠点としての整備も進んでいることが窺え、幕末の函館を彷彿させる貴重な資料です。

ぜひ、記念館に足を運んでいただき、実物の臨場感を味わってください。

IMG_7275