学習旅行・体験活動
10月22日、岩手大学教育学部附属小学校6年生の生徒さん5名を対象に、約2時間半の体験活動を行いました。この学習旅行は「なぜ、函館はたくさんの人に愛されるのか?」というテーマのもと、様々な職場で実際に仕事を体験したり、従事している人々との交流を通じて、街づくりにかける思いや生き方を学ぶことを目的とした取り組みです。
当館での主な学習内容は、●記念館設立の目的とあゆみ、●博物館の種類や機能について、●北海道(函館)と坂本龍馬のつながりについて、●展示見学、●展示解説体験など。最後の展示解説体験では、それぞれに工夫を加えながらしっかりと解説を行ってくれました。
最後に、参加した感想や将来の目標について一人ずつ発表してもらいました。●“自分は将来医者になって難病を治し、自分の事だけではなく、坂本龍馬のように人のために行動できる人になりたい”、●“五箇条のご誓文にもあるように、古い良くないものを新しく変え、坂本龍馬のように意志をつらぬく人になりたい”、●“動物に関わる仕事をして動物たちの命を守り、人間のせいで動物を傷つけたりしないような世の中にしたい”、●“龍馬のように、自分より相手のことを思いやることができる武士道の人が増えて、おたがいに協力していけるような日本になってほしい”、といった感想や抱負を語ってくれました。
この体験学習を通じて函館の魅力や龍馬のすばらしさを実感してもらえたならとても嬉しく思います、それぞれの夢や目標に向かってより一層頑張ってくださいね!