海の日

今日は「海の日」。海の恩恵に感謝すると共に、海洋国・日本の繁栄を願うことを趣旨とした国民の祝日です。

その由来は、明治9年(1876)6月2日、明治天皇が埼玉・茨城・栃木・福島・宮城・岩手・青森の各県をご巡幸されたのち、7月16日、青森からご召艦に乗船され、函館を経由して20日に横浜へ無事帰着されたことを記念して制定された「海の記念日」が起源です。

写真は函館市内ベイエリア、基坂(もといざか)と函館港の間に建立された明治天皇御上陸記念碑。赤御影石の地球儀の上に青銅の鳳凰が羽を広げた美しい記念碑で、明治天皇が東北・北海道ご巡幸で来函された際、旧税関桟橋への上陸を記念したものです。

坂本龍馬は日本海軍の祖として敬われ、戦時中、武器製造のために多くの銅像が供出される中、高知県桂浜の龍馬像はそれを免れました。海援隊は文字通り、祖国日本を “海から援(たす)ける” ことを目的として龍馬が結成した組織であり、同時に “世界の海援隊” として外国との貿易を目指す海運会社でもありました。

海洋国・日本は古来より海によって護られ、そして計り知れない恩恵を受け続けてきました。私たちは海に感謝する心を大切にしなければいけませんね。

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