谷地頭(やちがしら)方面おすすめスポット

 

今日は函館山のふもと、谷地頭方面の観光スポットをご紹介しましょう。



まずは「石川啄木一族の墓」(写真左)。石川啄木の函館滞在は明治40年の5月から9月という短期間でしたが、“死ぬ時は函館で・・・”と言わしめたほど、啄木は函館の街を愛していたそうです。この墓地は大正15年に建てられたもので、啄木をはじめ、妻の節子、3人の愛児や両親などが共に眠っています。

 

啄木一族の墓がある共同墓地のほど近くには立待岬(たちまちみさき)があります(写真中央)。函館の街や津軽海峡、下北・津軽両半島を望む、すばらしい眺めを楽しむことができます。ここは戦前まで軍事的要所として立ち入りが制限されていたために、今も自然が色濃く残されています。ちなみに、立待の地名の由来は「魚を獲ろうと立って待つ」という意味のアイヌ語にちなんだものだそうです。

 

最後は市営谷地頭温泉(写真右)。泉質はナトリウム塩化物泉で、鉄分が豊富な土色の温泉は独特で、体が芯から温まります。日帰り入浴にはもってこいのスポットで、観光客にも根強い人気があります。記念館施設から車で5分ほどの距離です。


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