朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」(6/10)

当館が後援する朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」が6月10日(土)19:00~、札幌市・豊平館で開催されます。

当館にも展示されている月琴は、長崎経由で中国から輸入された楽器でほどなく日本国内でも模倣製作され、江戸時代から幕末・明治期にかけて流行しました。龍馬は、いずれ北海道へ渡ったら退屈な時に聴きたいからと、妻のお龍に月琴の稽古をさせていたと言われています。

月琴奏者の第一人者・永田斉子さんによる美しい月琴の調べに乗せて、兎ゆうさんによる龍馬の手紙やお龍の晩年の回想録が朗読されます。会場となる札幌市・豊平館は、1880年、高級西洋ホテルとして開拓使によって建造され、明治天皇が最初に利用された国の重要文化財です。

龍馬とお龍の温かく楽しい言葉の数々、そして美しい月琴の音色が織り成す音空間は、多くの人々の琴線を振るわせることでしょう。龍馬とお龍が目指した北海道で開催されるこの機会をぜひお見逃しなく!

★永田斉子氏公式サイトはこちら

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