「特別展 没後150年 坂本龍馬」開会式・内覧会(4月28日)

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「特別展 没後150年 坂本龍馬」(会場:江戸東京博物館)開幕に先立って行なわれた開会式・内覧会に参加しました。ちなみに東京会場では、婚約者だった千葉佐那のことを龍馬が綴った当館所蔵の姉・乙女宛て書簡が展示されています。

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今回の特別展を担当された江戸東京博物館学芸員・田原昇氏の解説による特別展の見どころは、主に以下のような内容でした。

●一番の見どころは、何といっても龍馬の手紙を中心に構成した展示内容。龍馬の手紙の特徴は、文字のみではなくイラストなども豊富に織り交ぜられ、大変わかりやすくて臨場感がある。

●龍馬の手紙は、振り仮名や割書きをこまめに添えるなど、読む相手への心遣いや「伝えたい」という気持ちが行間から滲み出ている。特に女性宛ての手紙に振り仮名や割書きが多いのは、その女性の周辺の人々にも「読み聞かせてほしい」という龍馬の願いが見て取れる。

●宛名・差出・宛先などの表記は手紙によって異なり、当時の状況や相手との関係などによって使い分けていることがわかる、など。

その他、龍馬の佩刀「吉行」や、有名な立像の肖像写真の原板(湿板写真)なども見どころで、原板写真の実物は、初日を含む3日間のみ公開とのこと(5月2日からは複製を展示)。

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内覧会では、郷士坂本家十代当主・坂本匡弘さんや、入口に展示されている腕組みをする龍馬像&当館の蝦夷地の坂本龍馬像を制作された山﨑和國先生、龍馬研究の第一人者である京都国立博物館上席研究員・宮川禎一先生のほか、展示史料提供などに協力された幕末志士のご子孫の方々も大勢訪れており、ご挨拶や名刺交換をさせていただきました。

見どころ満載のこの特別展、皆様どうぞお見逃しなく!!

★「特別展 没後150年 坂本龍馬」の詳細はこちら

 


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