北海道坂本龍馬記念館 館長ブログ


北海道坂本龍馬記念館からお知らせや、行事報告などをこちらでは投稿しております。

目指せ日本一!北海道日本ハムファイターズ

2011 年 4 月 18 日

 東日本大震災から一ヶ月が過ぎ、延期されていたプロ野球公式戦が4月12日に開幕となりました。札幌ドームではオープニングセレモニーが盛大に行われ、当館顧問で坂本家九代目当主・坂本登氏が執筆した北海道日本ハムファイターズチームスローガン「ONE_1」の力強い文字がバックスクリーン一杯に大型フラッグとして掲げられました。

 

        ※写真提供:北海道日本ハムファイターズ

 開幕延期が決まった後すぐに、梨田監督のもと選手一同で道内各地をまわり、また、チャリティー試合などを通じて被災地の支援活動を行ってきました。梨田監督は開幕前のインタビューで「やれることを精一杯やり、少しでも元気を取り戻していただけたら」というコメントをされていました。

 これからは、プレーを通じて日本を元気に明るく! そしてチーム一丸、日本一を目指して戦ってほしい! 「ONE_1」には、そういった選手やファンの方々の熱い想いが込められています。すばらしいプレーを見せてほしいと思います。

 さて、公式戦スタートと併せ、記念館でも応援グッズとオリジナルグッズ販売をしております。チームスローガンの「ONE_1」と「蝦夷地の龍馬像」がコラボレートしたオリジナルTシャツ、蒔絵シール、扇子(5月中旬)、クリアファイル(6月上旬)、想いはかなうペアストラップ(6月上旬)の製作を進めております。

 

◎「ONE_1」Tシャツ(左)と龍馬像Tシャツ(右)。サイズはSS、S、M、L、XL、色はブラックとホワイトの2色で価格は2,000円(税別)。

 

◎蒔絵シールは携帯電話やゲーム機などに貼って楽しめるシールです。デザインは3種類、色はゴールドとシルバーの2色から選べます。価格は500円(税別)。



◎実用的なA4サイズのクリアファイルは3種類。価格は300円(税別)。

  

 

◎シルク製の「ONE_1」扇子(上)と龍馬像扇子(下)、それぞれホワイトとブラックの2色を準備。価格は900円(税別)。

           

◎ 「想いはかなうペアストラップ」は、ブルー&レッド(中央)とホワイト&ブラック(右)の2種類の組み合わせがあります。価格はペアで400円(税別)。

 

 当初は、目指せ日本一北海道日本ハムファイターズの応援グッズとして製作致しましたが、このたびの東日本大震災の国難にあたり、龍馬の「志(こころ)つなごう、一つになろう!!」をテーマとして復興支援グッズとして全国展開させていただいております。

(北海道日本ハムファイターズ様のご協力、ご厚意を賜りました。記念館一同心より感謝申し上げます)


龍馬の夢と志

2011 年 3 月 22 日

記念館向かいにある龍馬公園には連日多くの観光客の方々が訪れ、「蝦夷地の坂本龍馬像」見学や記念撮影などで賑わっています。この龍馬像は、彼の悲願だった蝦夷地上陸を具現化しています。

龍馬公園のほど近くには「北海道第一歩の地碑」があり、当時北海道に渡る人はここから上陸の第一歩を記しました。そして龍馬の後継者となった甥の坂本直も龍馬に代わって函館に渡っています。時代を隔て、坂本家ご子孫や龍馬を敬愛する多くの人々の熱い想いが結集し、北海道坂本龍馬記念館と蝦夷地の坂本龍馬像がこの地に建立されたのです。そしてこのたび、蝦夷地開拓を目指した龍馬の想いを込めて公園の整備を行いました。



まず一つ目は、高さ6mのフラッグポールに掲げられた海援隊旗。赤・白ツートーンのこの旗は「船中八策」を起草した土佐藩船「夕顔」などにも掲げられていました。世界的視野に立ち、蝦夷地に新国を目指した龍馬の心意気を込めました。

二つ目は、艦船で使用されていた船舵(向かって左側壁面)。海軍や海運を志した海の男、七つの海への航海を夢見ていた龍馬の想いを表しています。

 

そして3つ目は、坂本家家紋と「Ryoma」のロゴマーク(向かって右側壁面)。このロゴマークは当館顧問で坂本家九代目当主・坂本登氏の筆によるものです。龍馬が“たとえ一人でもやり遂げる”という強い意志を持って取り組み、その後、坂本家ご子孫が受け継いだ蝦夷地開拓への熱い想いを表現しています。



北海道坂本龍馬記念館と蝦夷地の坂本龍馬像は、龍馬の夢と志を伝える発信基地として、常に前に前に進みます。


東日本大震災に際して

2011 年 3 月 17 日

東日本大震災により被災された皆様に心より御見舞い申し上げます。

函館におきましても地震と津波の被害がありましたが、当記念館は幸いにも被害を免れました。

全国の多くの皆様より安否に関するご心配や励ましのメッセージをいただきましたこと、この場をお借りして深く御礼を申し上げます。

現在、当記念館は通常通り開館し、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

平成23年3月17日

北海道坂本龍馬記念館館長 三輪 貞治