北海道坂本龍馬記念館からお知らせや、行事報告などをこちらでは投稿しております。
函館もようやく春の訪れを実感できるようになりました。新たな気持ちで共に邁進してまいりましょう！！
◆“奥山の おどろが下も踏み分けて 道ある世ぞと 人に知らせん” 後鳥羽院
（意訳：奥山の藪や茨の下までも踏み分けて道をつけ、正しい政治の道が存在する世の中だと、天下の人々に知らせよう！）
◆“月と日の むかしをしのぶ湊川 流れて清き 菊の下水” 龍馬
（意訳：湊川の戦いで没した楠木正成が残した志は今もなお清く流れ、それは自分の心の中にも流れている）
「道南ブロック博物館施設等連絡協議会」制作による『道南博物館マップ』が完成し、北海道新幹線開業に合わせて配布がスタートしました。
道南エリアは北海道唯一の国宝「中空土偶」や国指定特別史跡「五稜郭」をはじめ、考古、歴史、アイヌ、民俗、自然、文学、美術など、幅広い分野の博物館が存在します。
このマップを片手に道南エリア博物館めぐりの旅はいかがでしょう？ 夜景やグルメとは一味違う、アカデミックな旅があなたの知的好奇心をくすぐることでしょう。（※当館でも配布しています）
今日（３月２６日）は記念すべき北海道新幹線開業日！！ すばらしいお天気に恵まれ、函館は全国から訪れた大勢の観光客や鉄道ファンの方々で賑わっています！ そんな中、市立函館博物館友の会の恒例行事である会員発表会が五島軒本店王朝の間で開催されました。
今回は、友の会会員でもある私が講師を担当させていただき、「蝦夷地開拓を目指した坂本龍馬」のテーマで、龍馬と北海道の繋がりや当館の趣旨・経緯・事業内容、そして知られざる龍馬の魅力やエピソードなどについてお話させていただきました。
最後は特別ゲストとして、友の会理事を務める小倉彩子氏より昨今の刀剣ブームについての解説や当館展示刀剣類の見どころなどについてお話いただきました。
途中、恒例のティータイムでは老舗・五島軒のおいしいコーヒーとケーキの振る舞いもあり、約４０名の参加者の方々は楽しみながら熱心に聴講してくださいました。
