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平成29年 新年のご挨拶

2017 年 1 月 7 日 土曜日

新年あけましておめでとうございます! 私は今年も日本の伝統芸能・獅子舞のお囃子太鼓でスタートを切りました。 獅子を怖がる子供たちの元気な泣き声や、それを幸せそうに見守る親御さんの笑顔に触れると、演者の私たちの心も喜びに包まれます

今年は坂本龍馬没後150年、そして大政奉還成立150年の節目の年。昨今はスマホアプリやオンラインゲームなどを通じて戦国時代や幕末維新、そして日本刀などが大ブームとなっています。私たちが若い頃とはずいぶん様相が変わりましたが、多くの若者たちが日本の歴史や武士道精神を知るきっかけになってほしいと願っています。

来年のNHK大河ドラマは『西郷どん』。誰が龍馬役を演じるのか楽しみですね。今年は龍馬さんや西郷どん、そして刀剣などをテーマにした展示やイベントなどの事業・活動をより盛大に、かつ精力的に推進してまいります!!

日本せんたくを継承し、未来の龍馬を育成する北海道坂本龍馬記念館を本年もよろしくお願い申し上げます。

北海道坂本龍馬記念館館長 三輪 貞治

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「第13回 龍馬祭」開催報告②(11月13日)

2016 年 11 月 20 日 日曜日

「第13回 龍馬祭」二日目(11月13日〔日〕)は、当館特設会場にて、〇坂本龍馬蝦夷地上陸祈念祭、〇「第3回全国龍馬書道コンクール」・「第2回『百年後の日本人へ』現代の志士手紙コンクール」表彰セレモニー、〇日本刀特別講座が開催されました。

いずれの催事も当館の趣旨である、坂本龍馬の志を受け継ぎ、日本の伝統文化に触れ、武士道精神を学ぶことを目的としています。前日に記念講演を行ってくださった原口泉先生もご臨席くださいました。

坂本龍馬蝦夷地上陸祈念祭では、幕末に龍馬の縁戚・澤辺琢磨が宮司をつとめた山上大神宮の現宮司・澤辺益美様に斎主をおつとめいただき厳粛に挙行されました。神事に続き、郷士坂本家十代当主・坂本匡弘氏の式辞、当館館長・三輪貞治の祭文奉読の後、衆議院議員・前田一男様よりご祝辞をいただきました。

表彰セレモニーでは、書道コンクールのすばらしい入賞作品の数々がエントランスホールに展示されたほか、手紙コンクールの入賞作品は受賞者本人の朗読によって発表されました。熊本地震の被災地や自然環境保全に向けて自分ができること、あるいは将来の夢や決意などを綴った手紙は大変心に響く内容でした。また、函館市議会議員・藤井辰吉様より、特に小・中学生に向けて温かいメッセージをいただき、最後に当館正会員で水月流賢心朗吟会会長・湊賢心氏による坂本龍馬和歌朗詠が披露されました。

最近若い女性に人気急上昇中の日本刀についての特別講座は、日々丹精込めて日本刀を製作されておられる刀匠・渡辺惟平師門人・菊地伸拓氏をお招きし、日本刀の製作工程、種類、変遷などについて大変貴重なお話しを伺うことができました。

今年も大変充実した内容となり、楽しく、そして熱く交流することができた龍馬祭。全国から参集してくださった同志や受賞者の皆様、本当にありがとうございました!!

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「第13回 龍馬祭」報告レポート①(11月12日)

2016 年 11 月 18 日 金曜日

11月12日(土)・13日(日)の2日間にわたり、北海道における幕末維新の舞台となった函館で開催された第13回龍馬祭の報告レポートを2回に分けてご紹介します。

龍馬祭は龍馬の誕生日と命日、そして北海道坂本龍馬記念館開館と蝦夷地の坂本龍馬像建立記念日である11月15日にあわせ、近代日本の基礎を築き、蝦夷地開拓を目指した坂本龍馬の志と行動力を受け継ぎ、誇りある国づくりを目指して同志が参集し、学び、交流する年に一度の恒例行事です。

今日は、一日目(11月12日〔土〕)に函館の老舗「五島軒本店」にて開催された原口泉先生による記念講演「西郷どんと坂本龍馬」と懇親交流会のようすをご紹介します。

原口泉先生は日本の近世・近代史がご専門で、特に薩摩藩研究の権威であり世界的に活躍されています。講演では坂本龍馬の生き方の偉大さや歴史や文化を踏まえたまちづくりの大切さ、そして原口先生が時代考証を担当される再来年のNHK大河ドラマ『西郷どん』についてなど、貴重なお話をたくさん伺うことができました。

また、記念講演後の懇親交流会では、地元函館のほか、東京、神奈川、北海道内各地などから参集した同志が大いに語り、歌い、楽しく交流したほか、当館正会員で水月流賢心朗吟会会長・湊賢心による坂本龍馬の和歌と西郷隆盛の詩の吟詠披露、そして、「函館学生連合~息吹~」の皆さんによるYOSAKOIソーランの演舞披露などが華を添え、最後は万歳三唱でお開きとなりました。笑いと歓声が絶えない大盛り上がりの懇親交流会となりました!!

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